StepSRXの思考・試行・嗜好と挑戦

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036話:ウインカーのLED化 2

2019-0207ウィンカー電球LED化の配線シミュレーション

 ウインカー球をLED化するにあたり、前話の配線図をもとに実際の配線をどのようにしたらよいかシミュレーションしてみた。

◎インジケータ球回路の一方通行化の試案

 まず、ウインカーのインジケータ球の点灯回路である。前話で、このインジケータ球は、左右の切り替えで、逆方向の電流が流れることが分かったので、一方通行化する必要があると判断し、そのような回路図とした。では、実際にはどうしたらよいのか。
 メーターへの配線を調べると、左ウインカー用の青赤線、右ウインカー用の青黒線、そして、茶色のアース線がある。この3本のうち、青赤と青黒のラインがインジケータ球に繋がっている。本体からメーターへ配線されている結束ライン群から、これら3本を選択して、途中で切断し、3つ目の図のように途中にダイオードを入れて繋ぎなおせばよいことになる。

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 実際には、ギボシ端子を用いて、次図のように接続すればよいことになる。

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◎ハザードスイッチの変更への試案
 次に考えたのは、ハザードスイッチをどうするかである。
 既存のハザードスイッチは、カウル左奥にあり、放充電計の設置でたいへん押しづらくなっている(というか、とても押せたものではない)。また、プッシュロックの確実性が疑問視されるので、新規にLED内臓のスイッチを別途設置することにする。新規スイッチの位置は、カウル左側ミラーの取付ネジ内側として、別途スイッチ用ステーをアルミ板か鉄板を加工して作る。
 配線は、既存スイッチがヘッドライトケースの左固定ネジを共用して取り付けられているので、スイッチ本体はそのまま残し、必要な配線を切断分岐させることによって実現することとする。そうすることによって、配線長が少しでも短縮できると考える。
 既設ハザードスイッチには7本の配線(前話で6本と数えていたが、見間違いであった。)があり、現状、配線色をはっきり確認できたのは4本(緑黄[Wリレーからの信号給電線]、茶[アース]、青黒[右W線]、青赤[左W線])で、残り3本は、汚れと暗さで識別が難しい。実際の作業時に再確認する必要がある。リレー線、アース線、左右ウインカー線が分かればそれで良しとして考えを進めて行こう。

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 既存ハザードスイッチに配線されているラインのうち、緑黄のウインカーリレー信号給電線、茶色のアース線、青赤と青黒の左右ウインカー線の計4本のラインを途中で切断する。別途購入予定のインジケータ付きSWの+端子にWリレーからくる緑黄ラインを接続する。SWインジケータの-端子を茶色のアース線に繋ぐ。SWの-端子からラインを2つに分け、ダイオードを途中に挟んで、左右のウィンカー線に繋ぐ。つまり、次図のような感じ。

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 ということで、ギボシ端子を付けたその実態配線は次の通りとなる。

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 別途用意するハザード用のスイッチは、インジケータ球付きのSWがなんでもBOXになかったので、Webで物色した。安くて使えそうなものがないかと探した結果、Amazonで、『SODIAL 5個12V 20A防水ラウンドオン/オフロッカースイッチSPST』というのを見つけた。5個セット、送料込みで 440円だ。早速、発注した(ただ、配達されるまで相当の期間[約20日間]を要した)。また、商品購入ページには、配線方法が載っていなかったが、他の同等製品のページに載っていた。端子の色と位置に注意しなければならない。

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 後は、実際の作業だ(^^♪

 

【使用(購入)した部品等】
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・SODIAL 5個12V 20A防水ラウンドオン/オフロッカースイッチSPST(Amazon) 440円
※防水がどこまで効くのか怪しいが、5個で440円はお買い得だ。本記事執筆時にはさらに値下げしている販売店もあるようだ。本文に書いたように、到着するまで忍耐強く待たなければいけない。それに耐えられるのであれば、お薦め品だ。

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