StepSRXの思考・試行・嗜好と挑戦

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037話:ウインカーのLED化 3

 ウインカー球をLEDに交換した場合の変化を知るために、まずは電流値の記録を取ることにした。

2019-0207 ウインカー点灯時の電流(エンジン未起動状態で)
 ・計測条件:エンジン未起動、追加電装 OFF、N連動SW ON、昼点灯SW ON、       ETC OFF
 ・約20秒間で放電計が示す電流値の最大値を記録する。
 ・LED化後の計測値も併記した。

計測日

0207

0209

0209

0209

変更条件

ノーマル

リレー交換

LED球付替

配線変更加工

放電計電圧

11.9V

11.9V

11.9V

11.8V

ウィンカー 未点灯

0.9A

1.0A

1.0A

1.0A

ウインカー 左点灯

4.1A

4.0A

1.4A

1.5A

ウインカー 右点灯

4.1A

4.0A

1.4A

1.5A

ハザード点灯

6.7A

6.0A

1.7A

1.9A

備考

 

・そのまま使用可能

・インジケータ球が点かない(ウインカー時、ハザード時とも)。

・ウインカー点灯時、反対側の球も少し暗い状態で点滅する。

・インジケータ球も点滅する(ウインカー時、ハザード時ともに)

・ウインカー時、ハザード時とも正常に動作する。

 ※LED化することにより、電流値が約1/3に減少している。これは、なかなかよい。LED球付替えた後、配線変更加工すると電流値が0.1~0.2A増加しているが、これによる変化は、インジケータ球が点くか点かないかであろう。

 

2019-0209ウインカー球のLED化作業
 毎度のシート前部のネジを外し、タンクを外し、作業開始である。まず、ウインカーリレーのみを交換した。上述の表のとおり、すべて正常に動作した。

ウインカーリレーの交換

f:id:StepSRX:20190710093709j:plain

 ↑《交換前》緑色のリレーがウインカーリレー

f:id:StepSRX:20190710093716j:plain

 ↑《LED対応リレー(黒色)とオリジナルリレー》

f:id:StepSRX:20190710093705j:plain

 ↑《交換後》端子配置もばっちり、交換OKです。

 次に、各ウインカーのカバーを外し、LED球と交換した。そうすると、表のように、どちらも点灯する結果となった。配線図から読み取ったとおり、インジケータ球を経由した電流が反対側のLEDを点灯させていた。インジケータ球を経由しているので、反対側の点滅は、少し暗くなっていた。当然、インジケータは電球のままなので、点滅は確認できなかった。さすがLED球である。反対側のウインカー球が電球なら点灯しないのに点灯するなんて。

f:id:StepSRX:20190710093654j:plain

 ↑《LEDフロント交換後》

f:id:StepSRX:20190710093700j:plain

 ↑《LEDリア交換後》

f:id:StepSRX:20190710093723j:plain

《フロント点灯(配線変更前):左点灯中。写真だと右が点灯し、左が薄暗く点灯している。》

f:id:StepSRX:20190710093727j:plain

《リア―点灯(配線変更前):左点灯中。右側も薄暗く点灯している。》

 そこで、当初の計画どおり、メータに繋がる配線の加工をすることとした。メータを取り付けたまま配線接合部を外すのに苦労した。止めネジをいくら回しても取れそうにない。マイナスドライバーでこじると外れたが、なんと止めネジが残ったままである。どうやら、前回、メーター照明をLED化した時、ねじこみすぎていたかもしれなかった。
 外した配線の保護ビニール管を接合部から約40mmの位置を起点として、約150mm切り裂いて、中の配線を確認した。配線図では、茶色のアース線は0.75sqで、ウインカーラインは0.5sqとなっていたが、この3本の線は、いずれも同じ径のような感じであった。

 とりあえず、この3本をカットし図面(f:id:StepSRX:20190703175014p:plain)通りギボシ端子を取り付け、テスターで、確認した。茶色の線はアース線なので、ボディと導通があるか確認した。各ウインカーラインは、ウインカーを点滅させて、ボディとの間に、12Vの電圧がかかるか確認した。いずれも大丈夫であった。
 つづいて、ダイオードをつかって逆流防止回路を組み、ギボシ端子でウインカー配線に組み込んだ。なお、アースラインの結合には、前につくって組込んだが、お払い箱になった三又配線が流用できた。テストの結果は、上述の表のとおり良好である。その後、逆流防止回路用の配線を束ねて、結束バンド等を使って束ね、その上をビニールテープで巻いて保護し、すべてを元通りにした。
 結果として、大成功である。輸入屋ビーマーさんのキット(12,900円[消費税や送料を入れると約15,000円となる)の半額以下(5,207円[税送込])で、ウインカーのLED化ができたことになる。(※このような綱渡りの作業は嫌だという方は、ビーマーさんのキットを使うことをお勧めする。)
 次は、スイッチの到着を待って、ハザードスイッチの新規追加である。それまでは、下の写真のような仮のハザードスイッチでいくぞ。でも、このままでもいいかもしれないなあ。
 f:id:StepSRX:20190710093720j:plain

《ハザードスイッチ(仮)》


【使用した部品等】
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・e-auto fun LED対応 CF14 ハイフラ防止 純正交換 3ピン汎用ICウインカーリレー SD-FFLCF14(Amazon:e-auto fun) 699円※多種多様な製品があったが、比較的安めのものを選んでみた。動作はバッチリなので、あとは、決まり文句だが、どれだけもつかであろう。--------------------------------
・HooMoo 3014SMD(S25 P21W 1156 BA15S G18) LEDバルブ ウインカー 電球 S25 シングル 球 ピン角180° 車用 LEDランプ 54連SMD シングル 汎用 変換 超高輝度 12V/24V アンバー 2個セット(Amazon:YOZOL JAPAN) 2個 2,536円※物色してみると、意外とアンバー(黄)色が少なかった。しかも、ちょっと白色系のものと比べるとお値段も高め。あれやこれやとみて、2個セットのこれを2個買うこととした。装着した後の発光等は問題なし。  --------------------------------
・高速スイッチ! 15A ショットキー バリア ダイオード 10本セット TY0147(Amazon:ハッピー モール) 580円※品物がちょっと新品とは思えないのが残念だが、動作に問題はなさそうだ。--------------------------------

  
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