StepSRXの思考・試行・嗜好と挑戦

BMW R100RSとその他モロモロ、わたしの体験談の予定(^^♪

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045話:前部ウインカーポジション灯の施工3(リレーの位置と配線、そして完了)

2019-0218前部ウィンカーポジション化作業 リレーの位置と配線
 シートを外し、あれ~!シート後方の六角ボルトが2本とも無い。どういうことだ!完全に2本とも外れてなくなっている。誰かが盗ったのか?盗ったにしては、こんなところのボルトなんて。何回か乗るうちに振動で外れたか?うーん。初めてタンクを外すとき、シートを完全に外した。そして、取付時にボルトをきちんと締めた。その後、何回か、タンクを外すときは、シートの前部のボルトだけで可能であったので、後部のボルトは触っていない。前部のボルトを外した後、シートを上側にちょっと大きく開けるようにしてタンクを外していたが、この時、通常のシート開閉よりも無理な力が後部ボルトにかかり少しずつ緩んでいった可能性はある。今後は、シート前部のボルトを外し、タンクを外し、作業終了後、元に戻した時は、シートの前部、後部のボルトの締め付けを確認しよう。なお、無くしたボルトの代わりは、ボルトコレクションからネジ穴に合うボルトを物色したらなんとか2本確保できた。
 で、本題である。ウィンカーポジション化に伴う、リレー群(3個)をどこに設置するかであるが、タンクを外し、ウィンカーリレーやライトリレーのある辺りを見ると、リレー3個分の空きスペースがあることがわかった。ただ、位置がバラバラで、リレー間の配線状況等を考えると得策ではないと判断した。そこで、前照灯カバーの下部、カウルとの隙間を考えた。前照灯のガラスカバーを外し、前照灯下部とカウルの隙間にリレー群が収まることを確認した。この位置だと他の配線上の手間が少しは減りそうである。
 続いて、ハンドルのウインカースイッチのラインをたどった。やっとのこと、配線が通っているカプラを見つけた。フレーム右側の先頭部にある上下2個ずつ計4つあるカプラの1つで、上の右側であった。コネコネしてカプラを外した。接点は、OP電源と同じで、丸型ギボシ端子が接続できるタイプであった。ウインカーリレー線と左右のウインカー線を線色とテスターをつかって特定した。スイッチ側と本体側から必要な配線をギボシ端子を付けた線で取り出し、スイッチ側から本体側に通電しなければならない2本を同じくギボシ端子を付けた線で直結した。
 前部ウィンカーへの追加配線は、ウインカー後部の防水カバーを外すと配線が出てきた。球への配線は、平型ギボシ端子だったので、この端子の+側を外し、この部分に、ウインカー点滅線とポジション点灯線にダイオードを含めた追加配線を挿入することにした。
 ということで、後は、必要な配線群を作ることにした。

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2019-0301すべての配線と動作チェック
 なんとか、配線群をつくり、仮配線した。そして、イグニッションON!あれっ?ハザードランプが点滅する。結線を間違えたか?!チェック。合っている。どこかで読み取り忘れた配線があるのか?配線全図を見直す。んっ。ひょっとしてリレーの配線がおかしいのかな。ということで、余っている5極リレーの導通チェックをした。あれま。OFF時の導通ラインが黒線と青線だ!最初にリレーの導通ラインを黒赤と思い込んだまますべての作業をしていたみたいだ。ということで、リレーの青線と赤線を繋ぎなおした。
 動作チェック開始。イグニッションON!何も起こらない(他のSWをONしていないので当然だ)。ETC、ON。インジケータLED点灯OK!ETC動作インジケータもOK!前照灯の昼点灯、ニュートラル連動もOK!ウィンカー左右点滅OK!ハザード点滅OK!前部ポジション点灯(前部ウィンカー)OK!ただし、照度調整用の可変抵抗(ボリューム)の接触不良がちょっとあるみたいだが点灯に関して問題なし。ポジション点灯中の左右ウィンカー点滅はポジション消灯で点滅動作OK!
 ということで、すべてOKだ!作業完了。ではなく、組み込みなおして配線を整頓しなければならない。これがたいへんだ(^^♪

 

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《SWパネル裏の配線状況》

 

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《リレーとダイオードの配線状況》
 購入したリレーに付属していたソケットでこのように3つを繋げることができた。リレー周りの配線図通りダイオードを組み込んだ。

 

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《リレーとSWパネル等配線部材》
 配線に必要なリード線群とリレー、SWパネルだ。

 

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 《リレーの位置:前照灯下カウル内へ》
 このようにヘッドライトの下側にカウルとの隙間があったので、ここにリレー群を納めることができた。

 

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 《ウインカー配線ブーツを外して割込》
 防水用のブーツを外し、割り込み配線とダイオードを納めることにした。

 

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 《ウインカー配線ブーツの後処理》
 ダイオードを組み込んだためブーツがうまくはまらなくなったので、ビニールテープでグルグル巻きにした。

 

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 《接続カプラを外して割込配線》
 ハンドル部と本体側の配線を結合しているカプラ群の中から、ウインカーに関係するカプラを見つけ、このカプラを外して配線を割り込ませることにした。こんな配線をしたから、雨水の侵入は避けられない。よって、雨天のドライブは極力避けなければならない!

 

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 《カプラ割込配線の仕舞いとSWパネル》
 最終的にウインカーのカプラを写真のように収めた(写真左)。まあ、カウルがあるから、少々の雨は大丈夫であろう。雨より洗車の時の方が怖いかもしれない。スイッチパネルの上にあるのはETC車載器だ(写真右)。


2019-0302ポジションライト完成!
 昨日、動作確認後、配線を整理していった。このとき、まぎらわしい配線があり、束ねるために一度外して再接合させたときに間違ってしまった。すべての整理が終わって、最終チェックするとき、イグニッションONと同時に、リレーの音がカチカチする。スイッチ類は何も触っていない。唖然とした。結論は、ハザードの結線を間違ってしまったというものであった。火は吹かなかったので良しとしよう。
 本日は、完成披露走行と考えていたが、昨日の夜、ウィンカーポジションを点灯させたとき、テールランプ(尾灯)も点灯させた方が危機回避にはいいと考え、走行は止めてその作業をした。尾灯のラインを探し、ちょうどバッテリーの近くにコネクターがあったので、そのコネクターから尾灯側をカットし、ギボシ端子化した。そこに、ポジション点灯スイッチからの給電(照度調整用の抵抗に入る前を分岐させた。)ラインを分岐延長し、ダイオードでそれぞれのラインへの逆流防止をしたうえで接続した。これで、ポジション点灯で尾灯も点くという状態となった。

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《尾灯ポジション点灯時の割込配線》


 以上で、フロントウインカーポジション点灯化は完成である。ここまでの作業を楽しみながらやっていたが、実際に乗ったら、点灯しているかしていないかは、インジケータ灯で判別するのみである。マシンから降りたら点灯していることがわかるのだが、乗りながら自分自身では見ることができないのがなんとなく哀しい(^^♪