014話：充放電計の再考

2018-1217(月) 電流計を
　電流計の指針の振れが小さい。これでは、走行中に確認しづらいので、なんとかできないかと考えた。

１案）測定範囲がより狭い双方向アンメーターに取り替える。
・ネットを調べるが価格が3000円以下の双方向のものがなかなか見つからない。やっと見つけたのは、Ｙ！ショッピングで
　　【アンペアメーター白針】30A　アンメーター 照明付12V E52CB30A  2916円 Ｙ！
　　　→送料800円 合計3716円
というもの。

２案）格安のデジタル電流計(20～30Ａ)を２個使い、ダイオード(３０Ａ用)で制御して、充電用と放電用にする。
・KESOTO デジタル電圧計 車用 電流計/電圧電流計 デュアルLCDディスプレイ 赤+赤/赤+青 - 電圧電流計：赤＆青  790円
・ショットキー バリア ダイオード 45V 30A　5本セット　整流 逆流防止 高速スイッチング 用途に (30A) 720円
・ダイオード(５個) 720円　計器１ 790円　計器２ 790円 → 合計 2300円

３案）既存の60Ａメータを分解し、内部のシャント抵抗器の値を調べ、その２～３倍のシャント抵抗器を設置し、内部シャント抵抗器をカットする。

　　60A-75mV -- 0.075/60 = 0.00125Ω
　　50A-75mV -- 0.075/50 = 0.0015Ω
　　30A-75mV -- 0.075/30 = 0.0025Ω
こんなあたりの抵抗かな？

※結論）３案は、メータのボディとメーター前面(表示部のガラス)部をかしめてあるので分解不可能であることが分かった。仮に分解したとしても組立てられなくなる可能性がおおきい！よって却下。そこで、買ってポン付けでは、味気ないし、はっきり数値を読み取れる方がいいなあと、電気工作を兼ねて２案でいくことにした。

では、どのような回路を組み、電流計等を納めるＢＯＸあるいはパネルをどうするか。配線は、ダイオードを使って充電時と放電時に流れる経路を変えることで、それぞれの電流値を計測すればよい。２つの電流計とその付属回路は、なんでもＢＯＸにころがっていたアルミケースを加工して、現在、電流計をぶら下げているブラケットに取付できるようにしよう。下図はその考案図である。
 

《２つの電流計を使った場合の配線他考案図》

 
　また、計測部をケースに収めるのであれば、端子台を使って、計測用のラインを取り外しできるように考えてみた。

《端子台を背面に設置した時の配線案図》

　ここまで考えて、問題発覚！
★購入したデジタル電圧電流計の端子の役割は？
　2018-1219 注文した電流計が到着したが、説明書が全く入っていない。配線図すらなかった。電源装置を使っていろいろ配線を試したが、……。全く分からない。

　この配線(下図)ではない。ＬＥＤすら点かない。

　どうなっているんだ！
　ＡｍａｚｏｎのＫＥＳＯＴＯに質問した。受付員からの返事はあったが、技術部から今のところ返答がないとのこと。果たして返答があるかどうか？！

　ということで、３０Ａ指針メーターに替えてみるかな……

 
【使用した部品等】
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・KESOTO デジタル電圧計 車用 電流計/電圧電流計 デュアルLCDディスプレイ(Amazon：KESOTO) 790円
※電流計と電圧計が一体となっていて使い勝手はよい。また、電流表示と電圧表示の色が選べるところもいいかもしれない(但し、赤と青のみだが)。しかし、説明書が同梱されていなかったので、困った。問い合わせをして、やっと説明書を手に入れたが…。基本的にはこの手のもは同じようなつなぎ方をすればいいようだが、私の今回の目的には不向きであった。

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・ショットキー バリア ダイオード 45V 30A　5本セット　整流 逆流防止  (Amazon) 720円
※説明書というかテストデータが印刷されたものが同梱されていた。今回の使用には、十分満足いく品物であった。

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・端子台 4極　25A(Amazon：uxcell) 219円
※丁度ケース幅にぴったりだったので購入した。必要にして十分な品物であった。

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