004話:ガソリンとハンドルアップの話し
R100RSを引き取って、帰る道すがら、いつものガソリンスタンドで、セレナやTODAYの給油と同じように反射的に『レギュラーガソリン』を入れてしまった。小林モータースできいたように『レギュラーで大丈夫』という言葉を意識せず、『帰りにプレミアを給油』と考えていたはずなのに……。
ガソリンを間違ってレギュラー給油(12/1)してしまったが、小林モータースさんが言われた通り、何のこともなく走れている。因みに圧縮比とガソリン指定を調べてみた。
・R100RS 8.45:1 プレミアムガソリン指定
・W800 8.40:1 レギュラーガソリン指定
・XJ750 9.50:1 レギュラーガソリン指定
・SR400 8.50:1 レギュラーガソリン指定
・MT09 11.50:1 プレミアムガソリン指定
・R1200RS 12.50:1 プレミアムガソリン指定
MT09やR1200RSは10を超えているので、プレミアム指定も頷けるが、XJ750よりも圧縮比が小さいR100RSに、何故、プレミアムガソリンが指定されているのかわからない。強いていうなら、ヨーロッパのレギュラーのオクタン価が95で、日本は90だからという理由か…。まあ、この辺の理由がわかる人がいたら教えてください。とりあえず、レギュラーで何の問題もなく動いているので、当分このままレギュラー給油で行こうと思う。お財布にも優しいし(^^♪
2018-1204 火 ハンドルアップ
小林モータースさん曰く、『前傾姿勢も乗っていれば慣れる』。XJ、SRXと前傾姿勢だった。ただ、XJで北海道を走った時、首筋が痛くなった記憶がある。できれば少しでも前傾姿勢を和らげたい。そこで、Webで調べると、下駄をはかせる手法があることが分かった。
※参考にさせてもらったHPやブログは
・汎用スペーサーでハンドル少々高く(41歳からの★BMW R100RS)
・R100RS ハンドルを高く手前に(MHRの徒然絵手紙)
・R100RSのポジション変更(市井の日々)
・ジータ(ZETA) バーライズキット φ22.2mm用 高さ19mm ZE53-0119 (4,320円:Amazon)
なるものを使用するという。さっそくAmazonで購入し、この日取付作業をする。
ガソリンタンクを外さなくても作業できそうだったが、タンクを傷つけそうなので外すことにした。
まず、シートを取り外す。シートの開閉用蝶番のボルトを緩めだしたところで、金具のピン(C型)を外せば楽かなと思い、実行。結果は、金具の微妙な曲線ラインにより駄目であった。よって、ボルトを緩め、シートを外した。
続いて、タンクを固定しているC型ピンを外す。左右のガソリンコックについているガソリンパイプを外す。パイプにピンチコック類はなく。ねじ込んであるだけ。年式からして古いゴム管だから慎重にゆっくり捻じりながら外す。ゴム管の口には、パッチ袋をかぶせゴミの混入を防いだ。そして、タンクを外す。傷つけないように慎重に。
そして、ハンドルとメータ支持架台を止めているボルト4本を外す。13mmのメガネレンチが無かったので、近所のホームズに買いに走った。ワッシャーを落として、探すのに膨大な時間を掛けつつも、無事作業完了。
※赤矢印の部分で19mm分の下駄をはかせたことになる
ここで、1つの課題と1つの疑問と発見があった。
1)クラッチワイヤーと速度計のケーブルが干渉している(使えないことはないが、ちょっとクラッチ操作が重くなったような…)。
※青矢印がクラッチワイヤーで青矢印がスピードメーターケーブル。ご覧のように赤が青を押している。
2)ガソリンタンクを付けるとき、車体中央のフレーム沿いに、ゴム管が寝そべっているのを見つけた。口はどこにも接続された形跡なし。端を探していくと、車体中央の後輪側の下に伸びており、引き出しても何もなし。何かのブリーザーパイプなのか?そして、ガソリンタンク下面にパイプ状の突起を見つけた。ひょっとして、給油口から漏れたガソリンを排出するパイプか?ということで、このパイプをこの突起に接続した。
2018-1205 水 ハンドルアップ2
前傾姿勢をもう少し和らげたい。クラッチワイヤーと速度計のケーブルの干渉を避けたい。と2回目の作業。今回は、タンク装着のままやってみようとしたが、やはり、レンチがタンクを傷つけそうなので、途中で外した。シートの除去をせず、外せるかやってみたら、ちょっとシートに無理を強いたが外せた。ただし、タンクの後方でシートとの干渉を和らげるプロテクターシールのようなものがちょっと剥がれかけたような…。
ハンドル台座にハンドル位置を前後に変えることができる穴が空いていた。現状は、前側用の穴を使用しているので、今回は後ろ側の穴を使用することにした。ただ、メーター支持架台はハンドルの取付ボルトと共用なので、メーターも一緒に移動することになる。これでは、クラッチワイヤーと速度計のケーブルの干渉は解決されない。
そこで、支持架台とメーターの間に10mmほどのスペーサー(木片を加工した)を入れて固定した。メーターと支持架台をとめるボルトは10mm×35mmを3本ホームズで購入した。
ばっちりである。ただ、どこまでもつかは?であるが。
※赤矢印:メーターとメーターステーの間に入れたスペーサー(木製)
※青矢印:ハンドルを後ろにずらしたため、メーターステーもズレた。このステーはハンドルを固定する前2本で共用となって締めているがステーの後ろ2本は別ネジである。しかし、ずらしたので、止め穴がない。そこで、大き目のワッシャーで挟んでみた。
【ハンドルアップで使用した部品】
・ジータ(ZETA) バーライズキット φ22.2mm用 高さ19mm ZE53-0119 (4,320円:Amazon)
※穴の位置等、R100RSに取り付けるにはぴったりでした。ただし、付属のボルトでは、長さが足りません。
別途、ホームセンター等で、M8の100mmのボルトを4本(一本約100円)を買っておく必要があります。
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